・あけぼの湯
どうしてこういう色遣いを してしまうんだろう? ってこのホームページの色遣いも ひどいモンだけどね(^_^;) 不思議な形の湯船。 お客同士が向かい合わせに ならない絶妙な形状 無色透明なお湯 浴室もオレンジが基調 |
札幌市郊外にある、鉱泉銭湯であります。 看板のどこにも天然温泉と書いてはいな〜い。温泉マニアの間でもほとんど知られていな〜い。されど脱衣所には分析表があるし、温泉法上は立派な温泉といえましょう。 ・場所 札幌市手稲区曙6条1丁目1−28 昔は山口という地名で、スイカ畑くらいしかないような、ものすげ〜辺鄙なところだったのですが、今ではすっかり住宅地の中。近くにACBという温泉入浴施設がありますが、そことは全然泉質が違います。 ・施設 大阪万博の頃に流行した「サイケデリック(←死語だなぁ)」な色調の外観。ビートルズのイエローサブマリンというアニメに似合いそう。木造2階建の建物は、公衆浴場、家族風呂、アパート(あけぼの荘という)を兼用してます。P20台分以上あり。ロッカーあり。 営業時間15:30〜21:30(家族風呂は24時まで)月曜日定休。 大人370円の札幌市の銭湯共通価格。犬なし。牛乳は森永。 内部は、昔ながらの銭湯そのもの。古くさいポスターが貼ってあったり、動かないあんま機やら、妙にゴージャスな壁紙が使われていたりで、強烈に鄙び入ってます。 今どき札幌でも残り少ない対面式番台。休憩所なし。脱衣所にベンチがあり、灰皿を置いている。分煙なんぞ気にもとめていません。 ・湯船など タイル張りの一般的な浴室。照明が悪くて暗い。湯船は主浴槽、超音波風呂、電気風呂、サウナ、水風呂(←冷鉱泉なので、いわば、これがまさに源泉風呂でありますな)といろいろあります。 源泉名 あけぼの湯 アルカリ性単純冷鉱泉。PH8.5。源泉温度22度。成分はごく薄い。 塩化ナトリウム少々と、炭酸水素イオンが含まれているだけ。メタ珪酸とメタ硼酸も少々。 無色透明無味、わずかに微妙な温泉臭。沸かし、循環ですが塩素臭は感じられず。湯の華なし。あわつきなし。 どっこい、つるつる感は強いんだなぁ。なんでなんでしょうねぇ?不思議ですねぇ。 ・感想 話を聞くと、銭湯を開業しようと、地下水の井戸を掘ったらそれがアルカリ泉だっただけで、別に温泉なんだという意識はないんだと。あっさりしたもんだ。そういうところがとても好きなんですよ。(H17.4.22) |
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